USERDIVEを利用するメリットやデメリットは?料金プランも解説

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    目次

無料で改善案も入手できるLPOツール「dejam」。ヒートマップ、Web接客、プロジェクト管理、改善ナレッジなど盛りだくさん!

ヒートマップツール「USERDIVE」とは


ヒートマップツール「USERDIVE」とは、ユーザーの属性や行動経路などを数値ではなくビジュアルで可視化するアクセス解析ツールのことです。

「USERDIVE」は株式会社「UNCOVER TRUTH」が提供しているサービスで、発売以来約350社以上の企業が利用するなど評価の高いヒートマップツールとして認知されています。

USERDIVEの料金プラン


ヒートマップツール「USERDIVE」には「USERDIVE」と「USERDIVE for apps」の2種類のプランがあり、料金設定は各サービスで異なります。

現在では料金改定が行われ、詳しい料金プランは株式会社「UNCOVER TRUTH」に問い合わせが必要です。

ヒートマップツールの基本となる選び方4つ


ヒートマップツールを選ぶ際は「分析機能に多様性があるか」「自社サイトの方向性とマッチしているか」「利用料金が見合っているか」「他のツールと連携できるか」の4つのポイントが重要です。

はじめてヒートマップツールを利用するユーザーは、上記4つのポイントを目安にサービスを選びましょう。

1:データを様々な尺度で分析できるものを選ぶ

ヒートマップツールの選び方として、様々な尺度でデータを分析できるサービスを選ぶことが基本です。

異なる視点で様々なデータを分析すると、気づきにくい問題を見つけたり、新しい発見につながったりします。

具体的には、データをフィルターとセグメントにかけられるヒートマップツールがよいでしょう。そのような機能があるヒートマップツールは、サイト改善のヒントを得やすく利用価値の高いサービスといえます。

2:サイト運営の方向性に合わせて選ぶ

ヒートマップツールは「セルフサービスタイプ」と「フルサービスタイプ」の2つに分類できます。

費用対効果を高めるためにもサイト運営の方向性とマッチしたタイプのヒートマップツールを選ぶことが大切です。

自社で施策立案やデータ解析などを行なう「セルフサービスタイプ」は、ヒートマップツールを活用できる企業や予算の少ない企業向きといえます。

一方で、施策立案やデータ解析などをヒートマップツールを提供する企業に任せる「フルサービスタイプ」は、アクセス解析のノウハウがない企業や人手が足りていない企業に最適です。

サイト運営の方向性に合ったヒートマップツールを選ぶことで経費削減に繋がり、費用対効果も高くなるでしょう。

3:料金体系によって選ぶ

ヒートマップツールは予算に合わせたサービスを選びましょう。様々な企業が提供しているヒートマップツールには、大企業向け中小企業向けなど様々なタイプのサービスがあります。

基本的にはPV単位で料金は異なり、機能が多いサービスほど価格は高くなるでしょう。コンサルティングサービスや分析サービスなどのオプションをつけると料金はさらに割高になります。

4:他ツールと連携できるものを選ぶ

他のツールと連携できるヒートマップツールを選びましょう。他のツールと連携することで、ヒートマップだけでは解決できない問題を改善できます。

たとえばにユーザーの検索流出を増やしたい場合、SEOに強いツールと連携すれば検索流入の問題点を改善できます。他のツールと連携することでサイトを総合的に改善できるでしょう。

USERDIVEを利用するメリット5つ


データ解析ツールである「USERDIVE」を導入することによって、企業はどのようなメリットを享受できるのでしょうか。この項目では、「USERDIVE」を利用する具体的なメリットを5つ紹介します。

1:Webアクセス解析ツールとの連携で高度な分析ができる

USERDIVEの特徴は、Webアクセス解析ツールとの連携によって高度なデータ分析ができることです。具体的には、セグメントごとにユーザーの動向を細かくチェックできます。

その他にユーザーのログイン回数や購入金額、購入頻度などを比較することも可能です。このような高度な分析は、USERDIVEを導入する大きなメリットといえます。

2:運営会社によるコンサルティングのサポート体制がある

USERDIVEの運営会社である株式会社「UNCOVER TRUTH」は、データ解析を得意とする大手コンサルティング会社です。そのため、コンサルティングのサポート体制が充実しています。

データ解析のノウハウがない企業にとって、会社によるコンサルティングのサポート体制があることは大きなメリットといえるでしょう。

3:データを無期限に保持できる

旧バージョンのUSERDIVEはデータ保持期間が約35日間と短く、ヒートマップツールとしては使い勝手が悪い印象でした。しかし新バージョンのUSERDIVEはデータ保持期間が無期限に変更され、より詳細なデータ分析を行えるようになりました。

たとえば、データ保持期間が無期限になったことで前年度のデータと当年度のデータを比較できます。データが蓄積されれば過去のデータを有効活用できるでしょう。

4:フィルター機能で細かい分析ができる

新バージョンのUSERDIVEはフィルター機能が改善され、細かなユーザー分析を行えます。たとえば新バージョンのUSERDIVEでは「コンバージョンしている」「コンバージョンしていない」など細かいフィルター設定が可能です。

フィルター機能の改善は、ユーザーの流入経絡や流入ページのアクセス分析などの精度向上に繋がっています。

5:サイト内でページが遷移しない行動も把握できる

以前のヒートマップツールではサイト内でページが遷移しないユーザーの行動は分析できませんでしたが、新バージョンのUSERDIVEは分析可能です。

たとえばスマホ用サイトにある「ハンバーガーメニュー」と呼ばれるアイコンの動きや、クリックすると開閉する「アコーディオン」の動きなども新バージョンのUSERDIVEでは把握できます。

これまで把握できなかった隠れ要素も、新バージョンのUSERDIVEでは分析し活用可能です。

USERDIVEを利用するデメリット

USERDIVEは、大手企業をターゲットとしたサービスであるため費用が割高です。コンサルティングサポートや「フルサービスタイプ」のヒートマップツール、ヒートマップツール以外のサービスを併用すると他のヒートマップツールより費用が高くなります。

そのため、予算の少ない中小企業にはUSERDIVEはコストパフォーマンスが悪いサービスと感じる場合があるでしょう。

USERDIVEの活用ポイント4つ

USERDIVEを利用する目的は、分析データを活用してサイトを改善したり、事業の目標達成に役立てたりすることです。

では、USERDIVEを効率よく活用するためにはどのようなポイントがあるのでしょうか。この項目では、USERDIVEを活用して事業の目標達成させるための重要なポイントを4つ紹介します。

1:仮設を立てて1つずつ改善する

USERDIVEを上手に活用するポイントは、仮説を立てて問題を1つずつ改善することです。仮説を立てずに問題点を改善すると、どの施策が効果的でどの施策が問題なのかがはっきりしません。

問題点は仮説を立て改善しなければ、同じ問題を繰り返す可能性が高くなります。仮説を立てることで再現性のある施策を行えます。

2:実施した施策を記録する

実施した施策を記録しておくことで、USERDIVEを効果的に活用できます。記録を残せば施策を振り返ることができて、次回以降の施策に生かせるでしょう。

また、簡単な施策の修正であっても記録を残すことが大切です。簡単な修正によって効果が大幅に改善されることがあるからです。そのような施策の記録は貴重なデータとして活用できます。

3:KPIより事業課題を先に検証する

USERDIVEを活用する際は、KPIより事業課題を先に検証することが大切です。事業課題にズレが生じると目的達成は困難になります。事業の中間目標であるKPIも重要ですが、最終的なゴールである事業課題を明確にしなければ効果的な施策は行えません。

アクセス解析ツールでデータを分析するときは、事業課題を最優先に検証しましょう。

4:アクセス解析ツールやテストツールと併用する

USERDIVEは単体で使用するより、アクセス解析ツールやテストツールと併用することでより有効活用できます。

アクセス解析やテストツールで問題点を見つけ出し、USERDIVEで問題点の原因を特定します。USERDIVEと他のツールを併用すれば、問題点の発見・原因の追求と効率が良い施策改善が可能です。

USERDIVEと他5つのヒートマップツールとの比較

USERDIVEの他にも、様々な企業が独自のヒートマップツールを提供しています。無料版のヒートマップツールも多数あり、はじめてサービスを利用する場合は無料版のヒートマップツールを使用してみるとよいでしょう。

この項目では、代表的なヒートマップツールを5つ紹介します。

1:SiTest Lite

SiTest Lite はヒートマップツールとアクセス解析、テストツールなどが利用できる有料サービスのヒートマップツールです。

コンサルティングサポートのサービスを利用できることが、SiTest Liteの特徴の1つでしょう。SiTest Liteのデメリットとしては、アテンションヒートマップがないためスマホユーザーの分析ができないことが挙げられます。

2:ミエルカヒートマップ

ミカエルヒートマップの特徴は、無料プランがあることとわかりやすい料金設定であることです。ヒートマップツールをはじめて利用するユーザーにおすすめのサービスです。

シンプルで使い勝手のよいサービスですが、細かい分析などはUSERDIVEと比べると劣る傾向があります。しかし、ヒートマップツールをはじめて利用するユーザーにとっては、使いやすいサービスといえるでしょう。

3:Ptengine

Ptengineは全世界で約200,000社以上の導入実績があり、国内でも導入実績最多を誇るヒートマップツールです。

Ptengineの特徴として、アクセス解析がわかりやすくヒートマップ初心者でも使い勝手が良いことが挙げられます。しかしマウスの動きを可視化する機能はついていないため、ユーザー思考を分析したいユーザーには向いていません。

料金は月額4,980円からと中小企業が導入しやすい料金設定もPtengineの魅力です。

出典:料金|株式会社Ptmind
参照:https://www.ptengine.jp/plan/

4:Mouseflow

デンマークの企業が提供しているMouseflowは、初心者にも使いやすい4種類のヒートマップツールがあるサービスです。

海外ツールですが、公式サイトで日本語対応の解説動画が掲載されているため英語が苦手なユーザーでも安心して利用できます。月額使用料が2,571円からと利用しやすい料金設定もMouseflowの特徴です。

5:User Heat

User Heatは、300,000PV・1,000ページまで無料で利用できるヒートマップツールです。無料ながら5種類のヒートマップツールを利用でき、マルチデバイスにも対応しています。

デメリットとしては、データ取得期間が指定できないためページ改善する前後の効果測定が行えないことが挙げられます。

User Heatは有料版もあるので、無料版ではスペックが物足りないと感じるユーザーは有料版を利用するとよいでしょう。

出典:無料で使えるヒートマップとは?|株式会社ユーザーローカル
参照:https://userheat.com/multidevice

USERDIVEで効果的なヒートマップ分析をしよう

分析データを数値ではなくビジュアルで表すヒートマップツールは、直感的にデータを読み解けるためアクセス解析が容易になります。

とくにUSERDIVEは、操作性が良くヒートマップツール初心者のユーザーでもアクセス解析がわかりやすく使いやすいサービスです。

いままでアクセス解析ツールを使いこなせずに効果的なデータ分析ができていなかったユーザーも、USERDIVEなら効果的にヒートマップ分析ができるでしょう。

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