2021年Webデザインのトレンド15選|アニメーションを駆使したものも登場
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2021年のWebデザインのトレンドの傾向
2021年はコロナウィルス蔓延による影響で、外出自粛やリモートワークが促進され、より長い時間を家で過ごす人が急増しました。
必然的に人々がWebサイトを見る時間も長くなり、Webサイトを工夫することによる効果は大きくなっています。Webデザインのトレンドに沿ったWebサイトを作って、多くの人に見てもらいましょう。
2021年のデザイントレンドは、3Dを使ったデザインやミニマルデザインなどの、シンプルでリアルな方向に向かっていると言えるでしょう。SFのような世界観ではなく、現実の生活により近い雰囲気が好まれます。
2021年のWebデザインのトレンド15選
ここからは、2021年のWebデザインのトレンドを具体的に紹介します。
たくさんのデザインの手法をチェックして、よりクリエイティブなWebサイトをデザインしましょう。
1:3Dを使用したデザイン
トレンドの1つ目は、3Dグラフィックやアニメーションを使用したデザインです。具体的には、背景でオブジェクトが回転していたり、カーソルの動きに合わせてオブジェクトが動いたりするデザインなどが多く見られます。
これまでの主流は派手なデザインでしたが、最近は上品な印象を与えるものが多くなっています。
3Dグラフィックを取り入れることで、特殊なユーザー体験を与えられます。高い技術が必要ではありますが、その分サイトを訪れた人の印象に残るでしょう。
2:枠線で仕切られた構成
トレンドの2つ目は、枠線を強調したシンプルでスタイリッシュなデザインです。
近年は、境界線を引かないブロークングリッドレイアウトや、余白を大きくたっぷり使うミニマルデザインが人気になっています。その一方で、あえて枠線を取り入れるデザインは、少しレトロな印象を与える効果があります。
特徴的なフォントや派手な画像を使用することで、インパクトのあるモダンなデザインになるでしょう。
3:モノクロ調の引き締まったデザイン
トレンドの3つ目は、モノクロ調の引き締まったデザインです。近年は、鮮やかな配色デザインのWebサイトが多いため、モノクロのデザインは見る人にインパクトを与えます。
また、一部分だけに色をつけることで、メリハリをつけたり、その部分を引き立たせたりできます。カーソルと一緒に色のついた部分が動くというデザインも印象的です。
4:平面の中に奥行きを作るニューモーフィズム
トレンドの4つ目は、ニューモーフィズムです。ニューモーフィズムとは、背景から要素が盛り上がったり窪んだりしているように見えるデザインのことです。
3Dではなく、影をつけることで凹凸を表現しています。配色が少ないシンプルなデザインと相性がよく、洗練されたデザインに仕上げることができます。
平面である画面の中で、立体的に見えるデザインは独特の雰囲気や魅力を与えます。歴史が浅くまだあまり普及していないデザインですが、要チェックです。
5:図形を生かしたデザイン
トレンドの5つ目は、幾何学的な図形や流体シェイプを活かしたデザインです。
図形の取り入れ方は多様で、仕上がりはデザイナーの手腕にかかっているため、様々な使い方ができるのが特徴です。
流体などの抽象的な図形は、背景に大きく表示したり、さりげなくデザインの要素として取り入れたりできて、ポップな印象を与えます。
図形の形だけでなく、色やサイズや動きも重要になってきます。
6:懐かしさを醸し出すレトロモダンスタイル
トレンドの6つ目は、一昔前の雰囲気を取り入れたレトロモダンスタイルです。具体的には、太めの線やレトロなフォント、メリハリのある配色などを使用することで、懐かしいデザインになります。
現代風の画像やアニメーションと組み合わせることで、味のあるレトロモダンに仕上がります。ただし、古臭くなってしまうとただの流行遅れのデザインになってしまうため、注意が必要です。
7:視差効果を生かしたパララックス・アニメーション
トレンドの7つ目は、パララックス・アニメーションを取り入れたデザインです。パララックス・アニメーションとは、部分ごとに動く速度や方向を変える手法で、奥行きを出したり、目を引くようなデザインに仕上げたりすることができます。
パララックス・アニメーションと言えば、スクロールの速度が手前と奥とで違うなどの例が一般的ですが、横にスライドしたり、あるいは物体が曲線的な動きをしたりすることもあります。
8:ポップなマンガ風デザイン
8つ目のトレンドは、ポップなマンガ風デザインです。マンガと言っても、日本のものよりも海外のカートゥーンやアニメのイメージに近いものです。
手間はかかりますが、にぎやかでオリジナリティの高いWebサイトになるでしょう。また、カートゥーン風のフリーイラスト素材もあるので、そちらも活用できます。
9:画像とテキストを重ねるデザイン
トレンドの9つ目は、画像とテキストを重ねるデザインです。古くからある手法ですが、技術の進化により、アニメーションや3Dグラフィックと組み合わせて人気が再燃しています。
テキストの色やフォントを工夫することで、伝えたいイメージを表現しましょう。この手法では画像を大きく表示するため、商品のアピールなどに有用です。
10:動きのあるアニメーションを使ったデザイン
トレンドの10個目は、アニメーションを使ったデザインです。
背景を動かしたり、ロゴにアニメーションをつけたりするなど様々な応用ができます。また、ローディング・アニメーションを使用すると、訪れた人がサイトに滞在してくれる時間が長くなる可能性があります。
また、海外のサイトでは液体のように切り替わるリキッド・アニメーションがトレンドになっています。速度によって大きく印象が変わるため、ぜひ試してみてください。
アニメーションがカーソルの動きに連動していると、まるでゲームのようなユーザー体験を生み出せます。
11:画面に要素をちりばめたデザイン
トレンドの11個目は、画面に要素をちりばめたデザインです。具体的には、商品の画像や説明文を敷き詰めたようなデザインで、ポップで遊び心あふれる雰囲気に仕上がります。商品を俯瞰して眺められるため、ウィンドウショッピングしているような印象を受けるでしょう。
全ての要素を同じ大きさで配置するのではなく、サイズの大きいものを混ぜることで、デザインにメリハリを出しましょう。
12:立体的なイラストを生かしたデザイン
トレンドの12個目は、ポップで立体的なイラストを活かしたデザインです。立体的なイラストは、平面のイラストと比べて奥行きが生まれるため、独特の世界観を生み出せます。
例えば、粘土製のフィギュアのようなイラストを使うと、温かみが出るのでオススメです。立体的なイラストを活かしたデザインは、リアルさと奥行きによる世界観が両立したものになっています。
13:視覚にやさしく温かみがある配色
トレンドの13個目は、視界にやさしく温かみがある配色です。オブジェクトが少なくゆとりのあるミニマルデザインが基本で、さらに全体的なフォントや配色のバランスを整えると温かみのあるデザインにまとまります。
使用する色としては、彩度が低く目立たない色や同系色がよいでしょう。また、手書き風のフォントやイラストを使うと温かみが増します。
14:動画を埋め込んだデザイン
トレンドの14個目は、動画を埋め込んだデザインです。これまでも動画やアニメーションを使ったデザインは人気でしたが、今年も流行が見られます。
動画を大きく配置したり、部分ごとのスクロールの速度をずらすパララックスデザインと組み合わせたりすることで、ユーザーに大きなインパクトを与えられます
例えば、商品を使っている様子の動画を大きく配置すれば、ユーザーにはよりリアリティと共に商品の情報が伝わります。
15:スクロールで動きを出すスタイル
トレンドの15個目は、スクロールで動きを出すデザインです。スマホの普及やミニマルデザインの流行により、縦長のレイアウトが近年増加しています。
そこで、スクロールに合わせて要素が変化していく「スクロールエフェクト」が人気になっています。また、スクロールするごとに文章が進んでいく「ストーリーテリング」という手法もあります。
この手法を用いることで、スクロールという機械的な動作を楽しくさせると同時に、ユーザーは簡単に求める情報を読み進められるようになります。
さらに、効果的なエフェクトをつけることで、ユーザーが最後までスクロールしてくれる可能性が上がるでしょう。
Webデザインのトレンドの4つの学び方
ここまで、2021年のWebデザインのトレンドを紹介してきましたが、ファッションと同じようにWebデザインのトレンドも定期的に更新されていきます。
ここからは、Webデザインのトレンドの4つの学び方を紹介します。
1:書籍で学ぶ
トレンドの学び方の1つ目は、書籍です。デザインのトレンドは移り変わるものですが、基になっているパターンはある程度共通しています。
そこで、参考書を読んで、基礎となるWebデザインの考え方をインストールしましょう。また、Webデザインを伝える情報誌も要チェックです。
2:SNSでトレンドを敏感にとらえる
トレンドの学び方の2つ目は、SNSでの情報収集です。SNSでは、雑誌よりもタイムリーな情報を得ることができます。
ターゲットにしているユーザー層が、どのような好みを持っているかにも注意してみるとよいでしょう。
3:多くのサイトのデザインを参考にして学ぶ
トレンドの学び方の3つ目は、多くのWebサイトのデザインを参考にすることです。人気のあるWebサイトのデザインをたくさん調べて、トレンドのテイストを感じましょう。
自分が作りたいと思うジャンルや、人気のあるWebサイトを覗いてみることで、現在のトレンドが見えてくるでしょう。
4:見本サイトを活用する
トレンドの学び方の4つ目は、見本サイトの活用です。
見本サイトとは、様々なサイトのデザインを一覧で表示してくれるポータルサイトのことで、簡単に多くのデザインに触れることができます。検索機能があるものが多く、効率的に情報収集ができるでしょう。
Webデザインのトレンドを知り魅力的なサイトを作ろう
Webデザインのトレンドは変化していきます。
トレンドの傾向を掴みながら、多くのWebデザインの中から作りたいサイトのイメージに合ったデザインを学んで、魅力的なサイトを作っていきましょう。
LPやWebデザインを効率的に検索するには、たくさんのサイトを検索して参考になるデザインを探すのは時間がかかって大変です。
そこでおすすめなのが、LeanGoの提供する「Dejam」です。
https://leango.co.jp/dejam/
「Dejam」は、豊富なデザインデータベースを無料で公開している、LP・Webデザインの参考事例サイトです。
業種や画面名などでデザインを検索することができます。
デザインを検索したい方は活用してみましょう。
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