SAVVY/EWAPとは?SAVVY/EWAPの特徴6つや料金を解説

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SAVVY/EWAPとは?

SAVVY/EWAP(サビー・イーワップ)はジップインフォブリッジ株式会社が2006年11月から販売している、全文検索エンジンと多観点ツリー搭載の情報検索システムです。

同社がすでに展開している超高速全文検索エンジンSAVVYシリーズの製品の一つで、これまでに複数の企業で活用されています。

EWAPという頭文字は、それぞれエンタープライズ、ワークグループ、アーカイブ、プラットフォームの四つの単語から形成されています。本記事ではSAVVY/EWAPについて、様々な方面から紹介していきます。

出典:ジップインフォブリッジが新しいコンセプトの文書管理パッケージを発売|ジップインフォブリッジ株式会社
参照:http://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M100044/200611177815/_prw_open.html

SAVVY/EWAPの特徴6つ

SAVVY/EWAPには、利用者にとって便利な機能が複数備わっています。たとえば先ほど名称を挙げた超高速全文検索エンジンがその一つです。

そんなSAVVY/EWAPは情報検索システムとして、6つの特徴があります。製品の特性をひとつひとつ理解していきましょう。

1:データの登録が容易

最初に挙げられるのは、データの登録が容易な点です。

情報検索システムをはじめて利用する方がデータ登録と聞くと、複雑な手順を思い浮かべてしまうこともあるのではないでしょうか。

決められた方法でデータを入力する作業はごく一般的なものではありますが、なるべくデータ登録が容易で、かつ手間を取らせない情報検索システムが企業側にとって望ましい代物です。

SAVVY/EWAPは、情報検索システムに必ず備わっているデータ登録の手間を減らしてくれます。

データ登録が一つの手順でのみおこなえるわけではなく、Webブラウザでの登録やCSVファイルでの一括登録、ファイルサーバとの同期機能など、複数の登録手段があらかじめ用意されているため、作業をスムーズに進めることが可能です。

2:データベースの設計が簡単

情報検索システムを活用せずにデータベースを設計する場合、異なるデータ構造のドキュメントを一つのデータベースでまとめて管理することは容易ではありません。そのため作業が思うようには進まず、時間との戦いになるケースも少なくはありません。

しかし、SAVVY/EWAPを活用すると分類体系や階層構造の設計に頭を抱える機会がなくなります。

ファイルの分類や表示、検索に利用したい項目をすべてメタデータとして扱いインデックス化できるため、データベースの設計にかかる時間を削減できます。

3:セキュリティ機能が充実

SAVVY/EWAPはセキュリティ機能も充実しています。複数のセキュリティが施されていますが、なかでもグループとユーザーによってアクセスコントロールを細かくおこなえるのが特徴的です。

二重のアクセス制御によって不審なユーザーからのアクセスを自動で弾けるうえ、Active Directoryと連携してシングルサインオン環境を構築することもできます。データを安心して保護できるため、セキュリティ対策がSAVVY/EWAP一つで完結するのが強みです。

4:画面がシンプル

システムの利用時、複雑でわずらわしい手順を最小限にまで抑える工夫がSAVVY/EWAPには複数施されています。画面のシンプルさもその一つとして数えることができます。

SAVVY/EWAPを利用すると鮮やかなブルーが基調となったスクリーンが表れます。文字の色も黒と白に分けられており、非常に見やすいデザインが組み込まれています。

また、利用状況に応じてガイドが自動で表示されます。各ボタンでどのようなことができるのかを説明する文章が表れるため、システムの利用がはじめてでも直感的な操作に馴染むことができます。

5:検索機能が充実

特定のファイルを開きたいとき、ファイルの種類を事前に絞り込んでから検索しますが、検索できるのはプロパティ情報だけではなく、ファイルの本文も全文検索することが可能です。

詳細検索は一覧にチェックを入れてエンターキーを押すだけで完結するうえ、自ら新たな検索条件を追加することもできます。

また、多観点ツリーが目的の情報までのルートを複数用意しているため、目的の情報へ素早くたどり着くことができます。

6:お知らせ機能がある

SAVVY/EWAPには、シンプルなデザインや万全のセキュリティ対策といった便利な特徴がありますが、ユーザーをさらに補助してくれる機能も存在しています。その機能が自動お知らせ機能です。

SAVVY/EWAPのお知らせ機能は、文書を新しく作成したときや編集時に発揮されます。データに変更があれば事前に入力したメールアドレスに連絡が届くため、定期的にシステムを確認する手間を省くことができます。

特に、一大プロジェクトを立ち上げた際には効果覿面となります。データ更新後すぐに自動メールが送信されるうえ、それが一人ではなく、あらかじめ指定したメンバー全員に行き渡るので情報共有をスピーディーに終えられます。

編集した内容が大規模でも、ファイル名変更のみといった小規模なケースでも、変更があるたびに詳細の記述されたメールが送られるのがポイントとなります。

SAVVY/EWAPの仕様・動作環境

SAVVY/EWAPの機能に対する理解を深めたところで、システムの仕様・動作環境にも触れていきます。公式サイトでは、動作環境は以下の通りになっています。

まず、OSはMicrosoft Windows Server 2012、Microsoft Windows Server 2012 R2、Microsoft Windows Server 2016、Microsoft Windows Server 2019とすべてMicrosoft社のものに対応しています。

続いて、ミドルウェアはApache Tomcat、Apache HTTP Server、PHP、Java Runtime Environmentの四点。webブラウザはInternet Explorer 10.0とInternet Explorer 11.0、Microsoft Edge、iPad Safariが当てはまります。

また、サーバ側に必要となるメモリ容量は3GB以上でなければならず、サーバ側に必要なディスク容量はサムネイル・プレビューオプションなしの場合は300GB、サムネイル・プレビューオプションありの場合は600GB以上として仕様が表記されています。

前述した内に含まれないブラウザで利用しても、動作保証は対象外となっています。特に、動作環境の合っていないブラウザでSAVVY/EWAPを活用しようとすると、画面が正しく表示されなくなる、または機能の一部が正しく動作しない可能性があります。

そのため、ブラウザは必ず動作環境に合ったものを利用してください。

SAVVY/EWAPの料金

SAVVY/EWAPの料金設定は約200万円に設定されています。

SAVVY/TRS開発キット追加ライセンスはWindowsNT・Linux版を約75万円、UNIXのものを約150万円で購入できるため、場合によっては200万円以上必要になることもあります。

Document Explorerを用いた検索機能付CD-ROMも付けるとさらに価格が変動するため、状況に応じて公式サイトに問い合わせて確認しましょう。

SAVVY/EWAPを導入して情報を見える化しよう

SAVVY/EWAPは、一度活用すれば膨大な情報量をわかりやすく可視化できるため、非常に利便性の高いツールとなります。そのため、プロジェクト・スケジュール管理の効率化ツールを求めているのであれば、SAVVY/EWAPが適役です。

この製品はフォルダ監視から紙面情報の電子化まで、幅広い選択肢を適用できるようになっています。まだめぼしい情報検索システムを導入していない場合は、ぜひSAVVY/EWAPのご活用を検討してみてください。

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