WordPressのアドレス変更の方法5つ|アドレス変更の注意点5つも紹介

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WordPressのアドレス変更とは


WordPressのアドレスは変更することができます。

WordPressの本体のアドレスやWebサイトアドレスは、インターネット上のWebサイトのアドレスやファイルの場所を特定するため重要なものです。

WordPressのアドレスを変更する理由としては、サブドメインへの移行やドメインの切り替え、HTTPからHTTPSへの移行などさまざまなものがあります。

アドレス変更は簡単にできる?

WordPressのアドレス変更は仕様上難しいです。

WordPressではデータベースにデータを保管していますが、その中には基本的な設計も含まれています。そのため、アドレス変更の際にアドレスの入力を少しでも間違えると、それだけで画面が真っ白になったり、Webサイト自体が停止してしまったりすることがあります。

そのため、アドレス変更を行う場合は十分に気を付ける必要があります。

WordPressのアドレス変更の方法5つ


WordPressのアドレス変更には5つの方法があります。

WordPressのアドレスを変更する方法としてはさまざまな方法が考えられますが、具体的にどのような方法があるのでしょうか。

ここではWordPressのアドレス変更の方法5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

WordPressのアドレス変更の方法1:WP-CLIから変更する

WordPressのアドレスはWP-CLIから変更することができます。

WP-CLIとはWordPressを管理できるコマンドラインインターフェースで、ブラウザを使用せずにさまざまな操作ができるものです。

WP-CLIを使用することでWordPressのアドレス変更ができますが、WP-CLIを使用する方法は開発者向けなので、初心者の場合は後述する他の方法でアドレスを変更するようにしましょう。

WordPressのアドレス変更の方法2:データベースから変更する

WordPressのアドレスはデータベースで変更することができます。

phpMyAdminを使用すれば、データベースからWordPressのアドレスを直接変更することも可能です。phpMyAdminはMyKinstaダッシュボードからアクセスすることができます。

ただし、この方法ではテーブルを直接触ることになるため、誤ってアドレスの編集を行った場合はWebサイト全体が停止するリスクがあります。

WordPressのアドレス変更の方法3:管理ダッシュボードから変更する

WordPressのアドレスは管理ダッシュボードで変更することができます。

左側の「設定」にある「一般」の画面から「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」を更新することができます。

基本的に両者は一致しますが、独自ディレクトリを指定している場合は違っているケースもあります。また、WordPressアドレスを変更すると管理画面にも新しいアドレスでしかアクセスできなくなるため注意しましょう。

WordPressのアドレス変更の方法4:wp-config.phpを変更する

WordPressのアドレスはwp-config.phpファイルで変更することができます。

wp-config.phpファイルを使ってWordPressアドレスを更新する方法も、比較的ポピュラーなアドレス変更方法です。

wp-config.phpファイルにはFTPやSSH、WP-CLIを利用することでアクセスできます。なお、この方法でアドレスを変更すると管理ダッシュボードの設定も上書きされます。

WordPressのアドレス変更の方法5:別のドメインに変更する場合

WordPressのアドレスを別ドメインにする場合も管理ダッシュボードから変更することができます。

ただし移行する前に「.htaccess」に記載されている不要なディレクトリ名を削除する必要があります。その後、管理ダッシュボードから変更する手順と同様にWordPressアドレスを変更しましょう。

WordPressのアドレス変更の注意点5つ


WordPressのアドレス変更を行う際には5つの注意点に気を付けましょう。

前述のとおり、WordPressのアドレス変更は少しでも操作を誤るとサイト全体が停止してしまう可能性があります。そのため、特に注意すべき点は押さえておくようにしましょう。

ここではWordPressのアドレス変更の注意点5つをご紹介しますので、どのような点に注意すべきか参考にしてみてはいかがでしょうか。

アドレス変更の注意点1:プラグインが不具合を引き起こすこともある

稀に自社開発のブラグインなどがサイトアドレス変更によってエラーを出すケースもあります。

基本的には滅多に発生しないことですが、運用先を限定しているようなプラグインを使用している場合、サイトアドレス変更の影響を受ける場合があります。

プラグインに不具合が発生した場合は、プラグインのベンダーに問い合わせたり、自社開発の場合は社内のエンジニアに修正してもらうようにしましょう。

アドレス変更の注意点2:記事内で使用しているURLも変更する

すでに運用しているサイトの場合は記事内の画像のURLも変更しましょう。

WordPressは本体の中に画像などもすべて保存しています。そのため、WordPressのサイトアドレスを変更し、WordPressのインストール先のディレクトリを変えた場合は、記事内で使用している画像のURLの書き換えも必要になります。

アドレス変更の注意点3:サイトアドレスは1文字も間違えない

変更後のアドレスは間違えないようにしましょう。

変更後のアドレスとして入力したアドレスが自分の意図しているアドレスと違っている場合、当然ですがサイトのトップページやコンテンツにアクセスできなくなります。

そのため、変更後のアドレスを入力する場合は、手入力するのではなく安全のためにもコピー&ペーストで貼りつけるようにしましょう。

アドレス変更の注意点4:WordPress アドレスは変更しない

WordPressのアドレス変更を行う場合はサイトアドレスのみを変更しましょう。

前述のとおり、「WordPressアドレス」を変更すると管理ダッシュボードにも新しいアドレスでしかアクセスできなくなります。さらに一度変更してしまうと簡単には元に戻せません。

そのため、WordPressのアドレス変更をする場合はサイトアドレスのみを変更するようにしましょう。

アドレス変更の注意点5:サーバー上のファイルを編集できる方法を準備する

WordPressのサイトアドレスを変更する場合、サーバー上のファイル編集も行う必要があります。

WordPressでアドレスを変更しても、サーバー上にあるindex.phpはそのままの状態です。サイトアドレスの変更にはindex.phpの編集が必要になるため、FTPやファイルマネージャーなどのサーバー上のファイル編集を行うための手段も用意しておきましょう。

サイトアドレスを変更するメリット3つ


WordPressのサイトアドレスを変更することにはさまざまなメリットがあります。

WordPressのアドレス変更は操作を誤ることによるリスクもありますが、アドレス変更によるメリットも大きいです。

ここでは最後にサイトアドレスを変更するメリット3つをご紹介しますので、どのようなメリットがあるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

サイトアドレスを変更するメリット1:サイトの管理がしやすくなる

WordPressのサイトアドレスを別ディレクトリにすることでサイトの管理が行いやすくなります。

アドレス変更を行うことにより、サイトアドレスとWordPressアドレスを別々にすることができます。そのため、サイトアドレスをWordPress本体とは別のディレクトリにすれば、ファイルを整理して管理しやすくなるでしょう。

サイトアドレスを変更するメリット2:トップページのURLが変更できる

WordPressのサイトアドレスを変更すれば、簡単にトップページのURLが変更できます。

サイトトップページは新しいアドレスに合わせて少し編集すればURLを変更することができます。また、トップページ以外の記事やカテゴリなどの下層ページのURLも自動的に変更されるため、便利な機能だと言えます。

サイトアドレスを変更するメリット3:サイトの内容に合ったURLにできる

WordPressのサイトアドレスはドメインごとを別にしてサイトの内容に合ったURLに変更することも可能です。

サイトアドレスはディレクトリで分けることが多いですが、ドメインごとに分けることも可能です。そのため、よりサイトに合ったURLにすることも可能です。

ただしドメインの変更は上級者向けなので、特に理由がなければわざわざ行う必要はありません。

WordPressのアドレス変更の方法をマスターしよう


WordPressのアドレス変更は目的に合わせて行うと良いでしょう。

ぜひこの記事でご紹介したWordPressのアドレス変更の方法やアドレス変更の注意点、サイトアドレスを変更するメリットなどを参考に、WordPressでのアドレス変更の方法を身につけましょう。

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