WordPressをInstagramへ自動投稿するプラグイン|選び方のコツ

WordPressをInstagramへ自動投稿するプラグイン|選び方のコツ

CATEGORY

dejamブログ運営局

dejamブログ運営局

    目次

無料で改善案も入手できるLPOツール「dejam」。ヒートマップ、Web接客、プロジェクト管理、改善ナレッジなど盛りだくさん!

そもそもWordPressってどういうもの?


WordPressとは、HPやブログなどのコンテンツを自分で制作したり管理したりするコンテンツマネジメントシステム(CMS)のことです。個人のブログから企業HPまで幅広く使われ、全世界のCMSのうち約64%のシェアを誇ります(2020年11月現在)。

WordPressがここまで支持される理由の一つは、その手軽さです。プログラミングの知識がなくてもHPやブログを開設できます。

また、近年副業でブログを収益化する人が増えていますが、その場合も収益化といえばWordPressというくらい多くのサイトでおすすめされます。これはWordPressの自由度の高さにあります。

そしてWordPressといえばなんと言っても拡張性の高さも魅力です。プラグインという機能拡張ツールで、自分に合った機能を追加できます。

今回はプラグインの中でも、Instagramへ自動投稿するプラグインについてご紹介します。

Instagramを自動投稿するには


HPに人を集めるには今やSNSとの連携は欠かせません。中でもInstagramは、写真や動画を使って、視覚的インパクトを与えながら集客ができます。「インスタ」と呼ばれて親しまれる同サービスは、個人から企業まで幅広く活用され、その数は10億人とも言われています。

ハッシュタグで検索したユーザーがフォロワーになれば固定ファンもできるので、WordPressユーザーがInstagramを活用すれば、アクセス数を伸ばせる可能性があります。更新と同時にInstagramで拡散すれば、検索流入も見込めます。

ただ、ここで注意が必要なのが、WordPressそれ自体には自動投稿機能がないことです。投稿を知らせるには、Instagramを手動操作する必要があります。

そこで活用したいのがプラグインです。WordPressにはInstagramに自動投稿できるプラグインが数多くあり、活用すれば作業効率が上がります。

SNS自動投稿プラグインの使用するメリット

自動投稿のプラグインの使用は、HP運営を効率化し、時間短縮につながります。

これは特に予約投稿する際に便利と言えます。集客しやすい時間を狙って予め作成した記事を予約投稿する場合、時間によっては忙しいこともあるでしょう。そんな時、記事の投稿と同時にInstagramでも更新の告知ができれば、時間を有効活用できます。

企業でHPやInstagramを活用する場合にも便利です。AppApeLab.によるとInstagramのゴールデンタイムは20〜22時となっています。この時間帯に従業員に投稿を指示するのは問題になることもありますが、自動投稿なら安心です。

また、自動投稿には「WordPress→Instagram」だけでなく、「Instagram→WordPress」というものもあります。

このように手動よりも便利なのが自動投稿です。では、どのようなプラグインを使えばいいかを詳しく見ていきましょう。

WordPressの記事をInstagramへ自動投稿するプラグイン6個


WordPressとInstagramを連携して自動投稿するプラグインには様々なものがあり、それぞれ特徴があります。幅広い機能を持つものから、自動投稿に特化したものまであり、使い勝手は全く違います。

ここではタイプの違う6つのプラグインをご紹介します。

自動投稿するプラグイン1:Social Networks Auto-Poster

Social Networks Auto-Posterは、記事の投稿と同時に複数のSNSアカウントで自動投稿できるプラグインです。

Instagramだけでなく、FacebookやTwitterといった複数のSNSに対応しているので、できるだけ多くのSNSで拡散したいという方におすすめです。公開済みの記事についても、手動で再投稿することが可能です。有料プランを選択すると使える機能が増えます。

便利なプラグインですが、設定項目が多いので、ある程度プラグインやSNSを使ったことがある方におすすめです。

自動投稿するプラグイン2:Jetpack

Jetpackは、セキュリティ強化機能やアクセス解析ツールなど20種類以上の様々な機能が一つになった、WordPress公式のプラグインです。インストール時にはほとんどの機能が無効化されており、必要なものだけ有効化して使えます。

この様々な機能の一つに、Instagramの自動投稿機能があります。WordPressで設定したタグをそのままInstagramのハッシュタグとして設定できるので、Instagramでキーワードを検索するユーザーの目に留まりやすくなります。

有料版と無料版があり、無料版でも十分便利なJetpackですが、機能の多さがデメリットになることもあります。設定項目が多く初心者には難しく感じることがあるため、必要な機能だけ有効化して使用しましょう。

一つのプラグインでいろいろな機能を使いこなしたい方には便利なツールです。

自動投稿するプラグイン3:IntagrateLite

Intagrate Liteは、Instagramの投稿をそのまま自動でWordPressの記事として投稿できるプラグインです。

このプラグインを活用すれば、スマートフォンで気軽にInstagramに投稿するだけでWordPressの投稿となるので、WordPressのコンテンツ数を増やしやすくなります。

また、Jetpackなどを使ってWordPress記事をSNS自動投稿にしておけば、「Instagram投稿→WordPress投稿→TwitterやFacebook投稿」というように、Instagramの一度の投稿で広い範囲での拡散が可能となります。

魅力的なプラグインですが、Instagramの投稿をWordPressにそのまま投稿するため、WordPressのコンテンツが薄くなるデメリットがあります。HPの目的やターゲットによっては合わない場合もあるので注意しましょう。

自動投稿するプラグイン4:Blog2Social

Blog2Socialは、SNSとWordPressを連携させるプラグインです。

他のプラグインとの大きな違いは、過去に書いた記事をスケジュールを決めて自動投稿できる点です。過去の記事を狙った時間に投稿することで、どの記事に反応が集まるかを分析しHPの質を高めることが可能となります。

Blog2Socialは、有料プランもありますが無料でも十分使える点が魅力だと言えます。SNSとWordPressの連携を強め、その連携によってアクセス数を増やしていきたい方におすすめです。

自動投稿するプラグイン5:Nelio Content

Nelio Contentは、SNSとWordPressを連携する、機能豊富なプラグインです。

先に紹介したJetpackは幅広い機能性を有しているのに対し、このプラグインは「作業の効率化」という点に特化しています。独自のカレンダーで投稿やメッセージを管理し、Instagramを含め数多くのSNSを自動投稿して、より効率的なHP運営をサポートします。

デメリットは日本語化されていないことです。このプラグインだけに限らないことですが、WordPressのプラグインには日本語化されていないものもあり、その場合は自分で翻訳するか、日本語化する言語パックを探して入手する必要があります。

作業の効率化に特化したプラグインを使いたい方におすすめです。

自動投稿するプラグイン6:ReviveOldPosts

ReviveOldPostsは、過去に書いた記事を自動投稿するプラグインです。投稿する間隔やコメントを細かく設定して自動投稿できます。

過去に書いた記事は、その時はアクセスが少なくても、タイミングを変えるとニーズが合致して集客につながることがあります。このプラグインを使うと、過去記事の掘り起こしを簡単に行えます。

ただ、過去記事の掘り起こし投稿となるので、そもそもHPの記事数が少ないとInstagram上で同じ記事の繰り返し投稿となってしまい、意味がありません。Instagramでは一つの投稿だけでなく、ギャラリー全体で見た印象も重要です。

WordPressにある程度コンテンツがあり、過去記事もSNSでどんどん拡散したい方におすすめです。

Instagram自動投稿プラグインを導入する前にチェックすること


プラグインを入れる前にはすでに使っているプラグインのチェックと、導入を考えているプラグインの口コミや脆弱性をチェックしましょう。

そもそもプラグインは無制限に入れていいものではなく、あまりにたくさん入れすぎると表示が遅くなったり、管理しづらくなったりします。また、相性の悪いプラグインもあります。導入前の段階で、どんなプラグインをどのくらい入れているのかチェックが必要です。

また、公式の説明だけでは不十分なことがあります。適切な手順で導入できず十分なパフォーマンスができなかったり、脆弱性など思わぬトラブルに見舞われたりすることもあります。導入予定のプラグインを検索にかけて、情報を掴んでおきましょう。

Instagram自動投稿プラグインを選ぶコツ5つ


ここからは、実際Instagramに自動投稿できるプラグインの選び方のコツをご紹介します。

選び方を間違うと不便なだけでなく、HPに悪影響を及ぼすこともありますので、注意しながら選びましょう。

自動投稿プラグインを選ぶコツ1:プラグインが定期的に更新されているか

まずは、HPへの不具合発生を防ぐために定期的に更新されているプラグインを選びましょう。

何年もアップデートされていないようなプラグインは、HPに不具合を引き起こしたり、セキュリティに脆弱性を生んだりする可能性があります。

インストール前に「最終更新」がいつなのかチェックし、あまりに古いバージョンのままで放置されているプラグインの使用は控えましょう。

自動投稿プラグインを選ぶコツ2:Instagramに連動しているか

使いたいプラグインが、インストール段階で連動するかどうかチェックしておきましょう。

他のサイトで「Instagramと自動投稿できるプラグイン」とおすすめされていても、アップデートなどで使えなくなっているものもあります。導入しても使えなければ意味がないので、必ず公式の説明で最新情報をチェックしましょう。

また、導入後もちゃんと連動しているか注意が必要です。設定ミスや不具合で自動投稿されないケースもあります。

特に気をつけたいのが、設定時のアカウントの本人確認です。Instagramはセキュリティチェックを強化しているため、本人確認に数時間あるいは数日かかる場合があります。自動投稿を使いたい方は早めに設定しましょう。

自動投稿プラグインを選ぶコツ3:有料版の機能やコストは事前に確認する

有料版のプラングインでは機能が増えますが、コストがかかるので本当に必要かどうか考えてから契約しましょう。

多くのプラグインには無料版と有料版があり、有料版には無料版にはなかった便利な機能が追加されます。かかるコストは様々で、一回限りの支払いもあれば、年間を通じての支払いもあり、高額になるケースもあります。

有料版はHP運営を便利にはしてくれますが、人によっては必要がない機能もあります。無料版でも十分使えるものもありますので、本当にその機能が必要かどうか吟味しましょう。

自動投稿プラグインを選ぶコツ4:運営しているサイトに対応しているか

使用しているWordPressのテーマやプラグインによっては、新しく導入するプラグインと相性が悪いことがあるので注意が必要です。

プラグインの作者はそれぞれ別のため、仕組みは全く違います。そのため、元々使っているテーマやプラグインと新しく入れるものとで相性が悪く、不具合を起こす場合があります。

テーマやプラグインの開発者の公式HPでは、相性が悪いプラグインを紹介している場合があります。導入前にできるだけ公式サイトをチェックしましょう。

自動投稿プラグインを選ぶコツ5:APIの仕様に早急に対応してくれるか

APIとは、あるプログラムの一部をネット上に公開して、他のプログラムと連携できるように公開し共有する仕組みのことです。今回の例で言うと、「Instagramが公開するAPIを使って、InstagramとWordPressを連携すること」を指します。

APIは方針や仕様の変更でアップデートされることが少なくありません。Instagramも例外でなく、2020年にもアップデートによって古いAPIは使えなくなりました。こうなると、これまで投稿したものが表示されなくなったり、自動投稿が停止したりと不具合が発生します。

そこで、プラグインの開発者がInstagram公式から事前にアナウンスされるAPIの変更にいかに早く対応してくれるかどうかが、HP運営にとって重要となります。開発者の公式HPで過去のアップデートの状況を確認するなどして、対応の迅速さをチェックしましょう。

WordPressの記事をInstagramへ自動投稿する方法


選んだプラグインをインストールして自動投稿を設定すると、あとはWordPress内で記事を投稿するだけでInstagramに自動投稿となります。

投稿時は何もする必要はありませんが、インストール後の設定を注意して行いましょう。設定内容は選ぶプラグインによりますが、例としてSocial Networks Auto-Posterの使い方を見てみましょう。

WorkPressの管理画面からログインし、設定からSocial Networks AutoPoster Optionsへ移動します。リストからInstagramを新規アカウントとして追加し、Instagramのユーザー名やパスワードを入力して完了です。

自動投稿の設定は何もしなければそのままの状態で自動投稿が続くので、自動投稿後に設定に誤りがないかチェックしましょう。

Instagramとプラグインを連携する方法


インストール後、WordPress内のメニューにプラグインが追加されるので、そこからInstagramと連携することになります。

この時、どのSNSやアカウントと連携するかチェックすることになるので、誤って連携しないよう注意しましょう。Instagramでビジネスとプライベートの使い分けなど複数のアカウントを使用する場合は、特に気をつけて操作しましょう。

WordPressの記事をInstagramへ自動投稿し効率化を図ろう


WordPressとInstagramを連携させて自動投稿するプラグインとその選び方についてご紹介しました。

自動投稿と一口に言っても、プラグインのタイプは様々で使い勝手も全く異なります。自分のHPに合ったプラグインを使って自動投稿すると、作業が効率化し、集客アップにもつながります。

今回ご紹介した選び方を参考に、ぴったりのプラグインを見つけてマーケティングに有効活用しましょう。

無料で改善案も入手できるLPOツール「dejam」。ヒートマップ、Web接客、プロジェクト管理、改善ナレッジなど盛りだくさん!

関連記事も読む