WordPressのタグでSEO対策をする際のポイント3|カテゴリーとの違い
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目次
WordPressのタグはSEO対策になるのか?
WordPressを利用して記事を作成する際に、投稿記事ごとにタグと呼ばれるキーワードを設定することができます。WordPressのタグは、よく理解して上手に設定することで、SEO対策が有効になると言えるでしょう。
この記事では、WordPressのタグについて知識を深めて、SEO対策を行うポイントについてご紹介いたします。
WordPressのタグとはどのようなものか?
WordPressのタグとは、本を読んでいるときにポイントに付箋を付けるように、投稿記事につける目印のような存在です。
タイトルや分類されたカテゴリーだけではわからない投稿記事の内容について、メインとなるキーワードで分類してくれる役割があります。タグを付けるメリットは、ユーザーが見たいと思う記事がより検索しやすくなることです。
WordPressのタグとカテゴリーの違い
WordPressのタグとカテゴリーはどのような違いがあるのでしょうか。
カテゴリーは投稿記事を大枠で分類する役割で、格納フォルダーのようなものです。カテゴリーは階層構造を持つことができ、それぞれのカテゴリーに分けることが基本的に望ましいとされています。
一方、タグはカテゴリーよりも詳細な分類で、投稿記事に目印を付けるイメージのものです。投稿内容のメインとなるキーワードをグループ化し、一覧表示することもできます。
ただし、便利だからと言って、闇雲にタグ付けすることは効果的ではなく、キーワードを適切に選ぶ必要があります。
WordPressのタグに関する豆知識6つ
タグ付けを上手に利用することによって、記事がグループ化されて関連記事も検索しやすくなるため、ユーザーにとってより見やすいWordPressサイトを作ることができます。
タグの知識をさらに深めるために、WordPressのタグに関する豆知識について、6つご紹介いたします。
WordPressのタグ豆知識1:タグを設定するとページが増える
WordPressのタグを設定すると、そのタグの一覧ページが新たに作成されます。
タグ一覧ページから、ユーザにとって知りたいまたは関連のあるキーワードの記事を検索することができます。
WordPressのタグ豆知識2:内部リンクになり検索がしやすくなる
WordPressでダグを設定すると、内部リンクとして機能します。内部リンクとは、自サイト内のリンクのことで、内部リンクに設定することで自サイト内で検索がしやすくなります。
また、自サイト内でのユーザーの滞在時間が長くなる可能性もあり、メリットとして働くこともあるでしょう。
WordPressのタグ豆知識3:タグが必要ない記事もある
WordPressのタグは、すべての記事に必須のものではなく、タグが必要のない記事もあるということを覚えておきましょう。
その記事を読めば、しっかりと内容が理解できるような記事には、わざわざタグを設定する必要はありません。
WordPressのタグ豆知識4:類似する名前のタグを作らない
WordPressのタグの名前は、例えば「WordPress」と「ワードプレス」、「スマートフォン」と「スマホ」などのように、類似する名前のタグは作らないようにしましょう。
タグはいくつでも設定することができますが、多くのタグを設定してしまうと、その記事の本当に重要なキーワードが分かりにくくなってしまいます。必要最低限のタグを適切に設定することが大切です。
WordPressのタグ豆知識5:カテゴリーと同じ名前のタグを作らない
WordPressのタグの名前をカテゴリーと同じ名前に設定しないようにしましょう。カテゴリーで大枠を分類しているので、同じ名前のタグを設定してしまうと、分類が重複してしまい、非常に分かりにくくなってします。
ユーザーにとって分かりやすく分類するために、カテゴリーとタグの役割をしっかり理解して適切に設定しましょう。
WordPressのタグ豆知識6:タグは使用されない場合が多い
WordPressのタグクラウドは、実は使用されないことも多くあります。
そのため、無理にタグを設定するのではなく、シンプルに分かりやすくなるように工夫したり、カテゴリーで上手に分類したり、サイトの全体像も考えて、設定する必要があります。
WordPressのタグでSEO対策をする際のポイント3つ
WordPressのタグを適切に設定することで、SEO対策に有効となるでしょう。
ここでは、WordPressのタグでSEO対策をする際のポイントについて、3つご紹介いたします。
タグでのSEO対策ポイント1:記事の内容がわかりやすいタグを設定する
タグでのSEO対策ポイントの1つ目は、記事の内容が分かりやすいタグを設定することです。投稿記事のなかで重要なキーワードや記事内容で伝えたいことを的確に表す言葉をタグとして設定しましょう。
記事の内容がわかりやすいタグを設定することで、ユーザーにも検索エンジンにも、わかりやすいWordPressサイトを作ることができるでしょう。
タグでのSEO対策ポイント2:タグを増やし過ぎない
タグでのSEO対策ポイントの2つ目は、タグを増やし過ぎないことです。投稿記事に対して、タグはいくつでも設定することはできますが、多く設定することはお勧めしません。
多くのタグを作ってしまうと、その記事の重要なキーワードが不明確になってしまい、ユーザにとって分かりにくくなってしまいます。
また、タグが多い分だけ、その記事のなかでキーワードの重要性が分散されてしまうので、SEOの面でもデメリットになってしまうので注意しましょう。
タグでのSEO対策ポイント3:タグページはnoindex化すべきか?
タグでのSEO対策ポイントの3つ目は、タグページはnoindex化すべきかということです。実際には、記事によってケースバイケースであると言えるでしょう。
タグ一覧のページは上位化が見込めるページなので、タグページをnoindex化してしまうとインデックスされなくなってしまい、Googleの評価対象から外れてしまうため、noindex化しない方がいいとも言えます。
また、一方でタグクラウドは検索エンジンから見ると重複したページであると解釈されてしまうことがあり、noindex化することによって検索エンジンのクローラにページに価値がないと知らせることで、SEOにマイナス効果を与えることがないとも言えます。
WordPressサイトのテーマやジャンルなどに応じて、適切な方を選ぶ必要があります。
WordPressでのタグの設定方法
実際にWordPressでタグを設定する方法は2つあります。記事を投稿する際にタグを作る方法とあらかじめ管理画面でタグを作成しておく方法です。
それぞれの方法について、詳しくご紹介します。
右側のメニュー一覧「タグ」から設定する方法
WordPressで記事投稿画面を開くと、右側にメニュー一覧があります。この一覧の下方にある「タグ」から設定する方法を説明します。
入力ボックスにタグに設定したいキーワードを入力し、追加をクリックするとタグの設定が完了です。
すでに登録してあるタグを設定する場合、「よく使われているタグから選択」をクリックします。すると、登録してあるタグが表示されるので、設定したいタグから選択して登録することができます。
また、設定したタグを削除する場合は、表示されているタグの横の「×」をクリックします。
WordPress管理画面内から設定する方法
WordPressの管理画面内からタグを細かく設定する方法もあります。まず、管理画面のダッシュボートから「投稿」の中の「タグ」を選択します。
このタグ設定では、タグの名称、スラッグ、タグの説明を設定することができます。スラッグとは、タグの一覧ページを表示させるときのURLのことです。また、タグの説明とは、タグの一覧ページに表示される説明文です。
タグの名称は必須項目ですが、スラッグと説明は必須項目ではありません。しかし、ユーザーが利用しやすいWordPressサイトを作るためにも、SEO対策にも、しっかり設定しておくことをおすすめします。
WordPressのタグとSEO対策の関係を理解しよう
これまでご紹介してきた通り、カテゴリーとタグの違いをしっかり理解して、それぞれを適切に設定することで、ユーザーにとって分かりやすく利用しやすいサイトとなり、SEO対策にも繋がります。
WordPressのタグとSEO対策の関係を理解し、より良いWordPressサイトを作っていきましょう。
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