サービス(CVR)改善に特化した企画者としてUXデザイナーを採用した方がいい理由

CATEGORY

dejamブログ運営局

dejamブログ運営局

    目次

無料で改善案も入手できるLPOツール「dejam」。ヒートマップ、Web接客、プロジェクト管理、改善ナレッジなど盛りだくさん!

サービスを改善できる人材を採用した方がいいんじゃない?という場合はどういう時なのかを考えてみました。

ここからは、サービスを改善するという言葉の抽象度が高いので、主要KPIであるCVRを改善するとします。

ちなみに弊社ではビーンズというLPOに使える具体的でCVR改善する確度の高い施策を毎月ご提案する事業があります。

初回のお打ち合わせで無料でサンプルのご提案を差し上げます。

よければご確認ください。

ビーンズ:https://leango.co.jp/beans/

CVR改善をする人材って職種でいうと何?

個人的にはここがそもそもの課題だと思っています。

結論から言うと明確な職種は決まっていないが大多数はUXデザイナーであると考えています。

CVR改善をできる人材を求める様々な企業の募集要項を読むと、一般的に掲載されている職種は以下です。

・UXデザイナー

・グロースハッカー

・マーケッター

・プロダクトマネージャー

・プロジェクトマネージャー

・プロジェクトリーダー

・企画者

ここから分かるようにCVR改善をする人材は様々な職種が存在してしまっています。

CVR改善をする人材はなぜ職種が複数あるのか

これは各社で求められる役割が異なるから考えます。

CVRを改善する業務がメインなのかサブなのかという観点、どのフェーズで改善するのかという観点などで変わります。

CVRを改善するプロセスを考えると分かります。

 

このようにCVRを変えようとすると、ざっくりいくつかのタスクに分けることが出来ます。

よって、どこを担当するのか、どこまでするのか、によって職種が変わるのではないかと思います。

極論をいうとCVR改善はどの職種でも出来ます。

・デザイナーがデザインを綺麗にすることでCVRを改善する

・コーダーがソースを整理し速度を改善することでCVRを改善する

・営業がクライアントに使い方を説明することでCVRを改善する

・プロダクトオーナーが戦略を考えることでCVRを改善する

・マーケッターがLPOを行うことでCVRを改善する

じゃあ専属でCVR改善できる人材を採用する必要はあるのか?という話になります。

CVR改善をする人材を企画者として専属で採用するべき

本腰を入れてCVRを改善するのであれば、企画者を専属で立てた方が良いです。

(可能であればCVR改善業務の経験がある方)

企画をする人材といっても、デザイナーやコーダーへの説明など関連タスクが生まれるので企画に100%の時間を割くことが難しいのが現状です。

そんな中でよくある話がデジタルマーケティング部を創設したが、CVR改善を出来ていないというものです。

デジタルマーケティング部では「集客」と「CVR」の両方を担います。前者の集客では有料集客や無料集客、アフィリエイトなどチャネル別に見てもタスクが膨大にあります。

その中でも有料集客は短期的に効きますし、CPAをより下げるための運用は時間を割かれます。

それらのタスクで時間を消費してしまった中で、CVR改善業務は手を付ける難易度が上がります。(企画~モニタリングと工程が多いため)

簡単なCVR改善方法として画像やキャッチコピーの修正はお馴染みですね。こちらはよくされている印象です。

しかしそれらだけではLP経由のCVRを改善するのみなので、サービス全体のCVRはなかなか改善しません。

このように複数タスクを持つと、業務の緊急度が低いCVR改善は優先度が下がます。そして思ったようなCVR改善業務が出来ず、結果CVRは改善しません。

最悪のパターンとしては改善の失敗体験が尾を引くことにより、改善活動が止まってしまうことです。

CVR改善をする人材はUXデザイナーを企画者として立てるのがよい

総論になってきますが、私はCVR改善の担当者はUXデザイナーを立てると良いと考えます。

UXデザインはプロダクトに関わる人は意識をするべき概念ですが、それに特化しているUXデザイナーがいるのであれば専任でお任せると効率的です。

他職種よりもカスタマーインサイトを紐解く能力が秀でているからです。

CVRを改善するためには「カスタマーに負荷をかけることなくサービスを使えている」状態を目指すとよく、何をどのように解決するべきかを考える必要があります。

それを見立て、仕立てるためには、カスタマーのインサイトを知るにはそれなりの知識や力量を求められます。(何ができるとUXデザイナーなのかという議題は一旦置いておきます)

例えばカスタマーインタビューやペルソナ設計、定量分析など手法も複数あり、時間のかかる調査もあります。

そうなった時に他の業務に時間を取られる職種の方は並行して行うことが難しいからです。

なのでUIデザイナーの方が兼務されていることもありますが、そのまま理想のデザインに落とし込めるので相性がいいですね。

ユーザーインタビューの時にwf(ワイヤーフレーム)を用意するのも重要なポイントだったりするので、精度の高いwfを作成できるという意味でも向いています。

ただコミュニケーション能力、ファシリテーション能力も求められます。

そして本気でCVR改善をしようとしたら、色んな画面色んなコンポーネントで同様のプロセスの調査・施策検討をする必要があります。

これら全てをできる人材の採用難易度は高いですよね。

次回の記事ではUXデザイナー採用難易度を調べてみようと思います。

無料で改善案も入手できるLPOツール「dejam」。ヒートマップ、Web接客、プロジェクト管理、改善ナレッジなど盛りだくさん!

関連記事も読む