Backlogとは?機能・料金を競合サービスと比較解説

Backlogとは?機能・料金を競合サービスと比較解説

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dejamブログ運営局

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    目次

無料で改善案も入手できるLPOツール「dejam」。ヒートマップ、Web接客、プロジェクト管理、改善ナレッジなど盛りだくさん!

Backlogは非常に多くの企業で導入されているタスクやプロジェクト管理をするツールです。基本的な機能としては、タスクを設定して納期や担当者を設定することができます。

また、ガントチャートを表示をすることができるため、タスクの抜け漏れがなくなるように運用していきやすくなるでしょう。

本記事では、Backlogの機能や料金について、他社のプロジェクト管理ツールと比較しながら解説しています。

自社にとって最適なプロジェクト管理ツールを選定し、より効率的にプロジェクトが遂行される組織体制を構築していきましょう。

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Backlogとは

株式会社ヌーラボによって作られたタスク管理ツール

Backlogは、福岡県に拠点を置く、株式会社ヌーラボによって作られました。2006年に商用サービスが開始され、2021年現在の運用歴は15年を数えます。

Adobe導入事例も豊富であり、さまざまな有名企業を含む6,000社以上の企業がこれまで導入しています。下記は、Backlogを導入している企業の一例です。

  • Adobe
  • KDDI
  • 日本経済新聞
  • docomo
  • KADOKAWA

Backlog導入におすすめな人

  • 複数のプロジェクト・タスクを管理している場合におすすめのプロジェクト管理ツールです。100万人以上の利用者数を誇っており、個人はもちろん、組織やチームの規模にかかわらず幅広いニーズに応えてくれます。
  • こまめな進捗確認や定期的な情報交換が必要な、エンジニアやデザイナーがプロジェクトチームにいる場合もおすすめです。

Backlogと主な競合サービスの比較

では、Backlogは、ほかのプロジェクト管理ツールと比べてどのような特徴があるのでしょうか。下表は、価格や導入難易度などの項目について、主な競合サービスを比較したものです。

評価項目 Backlog Asana Redmine Trello Jira dejam
直感的なデザイン
機能の多さ
表示形式 カンバン方式
ガントチャート方式
カンバン方式
スクラム方式
ガントチャート方式
カンバン方式
スクラム方式
ガントチャート方式
カンバン方式 カンバン方式
スクラム方式
カンバン方式
コミュニケーション機能
カスタマイズ性
モバイル対応 不可
他ツールとの連携
プロジェクト管理以外の機能 LPO機能一式
サポート
セキュリティ
価格

※カンバン方式やガントチャート方式は、有料プランの購入やプラグインが必要となる場合があります。

Backlogの主な機能

Backlogには、ほかのサービスと比べて特筆すべき機能があります。Backlogの導入にあたっては、各機能の特徴や効果的な使い方を理解することが重要です。

Backlogが持つ5つの特徴について、詳しく見ていきましょう。

タスク・課題管理

タスク・課題管理では、登録しているタスクを一覧表で確認できます。

プロジェクトの状態や期限など、各タスクの詳細まで表示されるので、情報をまとめて確認したい場合に効果的です。また、状態や担当者ごとにタスクを検索できるので、自分が知りたい情報を瞬時に把握するためにも役立ちます。

カンバンボード

カンバンボードは、タスクの状態を可視化し、ほかのメンバーと共有できる機能です。

業務内容が記載されたタグを管理画面内にて自由に動かすことができ、プロジェクトにおける個人の進捗状況や計画を簡単に把握できます。

カンバンボードには、コメント機能やファイル添付機能も付いています。そのため、情報共有の役割も果たしており、チームのコミュニケーションを活発化させるうえでも効果的です。

ガントチャート

ガントチャートは、作業の進捗状況や計画を横棒のグラフによって『見える可』したものです。

タスクの件名や開始日・完了予定日などを入力すると、表内にグラフとして入力される仕組みとなっています。

ガントチャートを使えば、プロジェクトの全体像がひとめで分かるので、効率的に仕事を進めるために有効です。また、プロジェクトのスケジュールをメンバー全員が把握できることで、トラブルが発生した場合にも対応しやすくなります。

バーンダウンチャート

バーンダウンチャートは、プロジェクトの残り期間と仕事量の関係性を、視覚的に捉えるためのグラフです。

グラフは縦軸が残りの作業量、横軸がプロジェクトの期間となっており、実績線・計画線・理想線と3本の線が表示されます。計画的にプロジェクトが進んでいる場合は3本の線が重なり、逆に遅れている場合は各線が離れる仕組みです。

バーンダウンチャートを利用すれば、仕事の進展や停滞をひとめで把握できるため、プロジェクトの完了に向けた作業調整がしやすくなるでしょう。また、プロジェクト完了後にグラフを確認することで、フィードバックにも活かせます。

Wiki機能

Wiki機能は、メンバーで情報を共有するための機能です。共有したい内容をページのタイトルや本文に入力し、文章として情報を残すことができます。

Wiki機能ではファイルの添付もできるため、連絡ツールとしてだけでなく、現在行っている作業の確認などにも有効です。また、議事録やマニュアルなど、業務関連の資料をひとつの場所にまとめておきたいときにも効果的でしょう。

Backlogのプラン・金額

Backlogにはいくつかのプランがあり、金額やサービス内容が異なります。自分や組織に合ったプランを導入するためには、それぞれの特徴を把握することが重要です。

※すべてのプランで30日間の無料プランを利用できます。

Backlogのメリット・デメリット

Backlogには、導入することで得られる複数のメリットがあります。ほかのプロジェクト管理ツールにはない利点もあるため、事前に把握しておきましょう。

一方で、いくつかのデメリットもあります。効果的に導入・運用するためにはデメリットを理解することも重要なので、併せて紹介します。

Backlogのメリット

1. コミュニ―ケーションの活性化に役立つ

Backlogは、コメント機能やキャラクターアイコン、絵文字などのコミュニケーションに役立つ機能が豊富です。

そのため、文字だけのやり取りが苦手な場合でも、アイコンや絵文字を使うことで気軽にコミュニケーションが取れるでしょう。これまでスケジュール管理ツールを使っていなかった人でも抵抗なく利用できるため、組織やチームの活性化にも繋がります。

2. 国内企業で作られているため、サービス内容が分かりやすい

スケジュール管理ツールは海外の会社によって作られたものも多くあり、使い方やサービス内容が分かりにくい場合があります。

Backlogを運営している株式会社ヌーラボは日本の企業なので、説明内容や操作方法が、分かりやすい日本語で記載されています。そのため、操作に慣れるための時間も短縮でき、スムーズな導入・運用が可能となるでしょう。

3. さまざま外部サービスと連携できる

Backlogは、SlackやTypetalk、Cacooなどのさまざまな外部ツールと連携可能です。たとえば、オンライン作図ツールのCacooでは、作成した図をBacklogのコメントやWikiに挿入できます。

外部サービスとの連携を活用することで、プロジェクトの確認や情報の共有がより円滑になるでしょう。

4. アプリバージョンもリリースされている

Backlogは、アプリバージョンもリリースされており、Androidやiphoneなどのスマホから手軽にプロジェクトを管理できます。そのため、出張や外回りの営業が多い場合にもおすすめです。

また、スマホの写真アプリなど、外部アプリからコンテンツを共有することもできます。スマホで撮った写真や動画をそのままアップロードするなど、柔軟な使い方ができる点も魅力的です。

Backlogのデメリット

1. 導入するための費用がかかる

Backlogには、無料で利用できるフリープランがありますが、ユーザーが10人までであるうえに機能がかなり制限されています。また、ガントチャートを利用できるのはスタンダートプランからなので、本格的に導入するためには一定の費用が必要です。

Backlogには、それぞれのプランで30日間の無料トライアルがあります。まずはトライアルを利用しながら内容を検討すると良いでしょう。

2. 情報量が多い

Backlogは機能が豊富であるぶん、画面上の情報量が多くなっています。そのため、プロジェクト管理ツールが不慣れな人は、使い方に困ってしまう可能性があるでしょう。

Backlogでは、YouTube上での動画解説や初心者向けのオンラインセミナー(無料トライアル中のみ)など、サポート制度が豊富です。Backlogの導入がスムーズに進むか不安な場合は、サポート制度をうまく活用すると良いでしょう。

3. 独自にカスタマイズできない

Backlogには、プラグインなどの拡張機能がないため、カスタマイズの柔軟性には欠けています。満足できない部分がある際は、外部サービスとの連携でカバーできないかを検討しましょう。

また、UIデザインは白を基調としたシンプルなデザインとなっていますが、自由な変更ができません。自分好みのデザインにしたい場合は物足りなさを感じる場合があるでしょう。

Backlogを使った人の評判・体験談

  • どのように使っていたのか

エンジニアに依頼する際に使用していました。プロジェクト完了までに要する工程をひとめで把握できますし、進捗状況をこまめに確認できるのでとても便利です。

  • 使ってみて「便利!」と感じたポイント

『ガントチャート』がステータス別に見れる点です。未対応・処理中・完了など、プロジェクトの状況をすぐに確認できるため、手軽にタスクの整理ができました。

  • どのような困りごとを解決したのか

今まではslackや個人間でエンジニアに依頼していましたが、Backlog導入後のフローは、『チケットを作る→イシューを立てる→slackに報告』に代わりました。全体で依頼しているもの、対応中のものが管理できるようになり、対応漏れが劇的に減りました。

また、似たような依頼が過去にあるかを探すときも便利です。過去の事例を次の業務に活かせたので、生産性もアップしました。

  • 使ってみて気になった点

ファイル共有に容量制限があるため、容量の大きいファイルはアップロードできないことがありました。容量の大きいファイルは圧縮する、プランを変更するなどの対策が必要です。

SNSでのBacklogに関する評判

Backlogってほんと優秀よな設計書とかタスクの振り分けとか、いろいろ操作してみてわかったけど、使いやすいし、みやすいし、ガントチャートとかも一発で進捗具合とかわかるし。Backlogは控えめにいって最高

文字では解消しきれないコミュニケーションギャップをBacklogというツールを使って解消するメリットは大きい

BacklogのスマホアプリのUIやっば!!!めちゃくちゃ使いやすいやん!!!課題の作成フローも、状況の確認もめっちゃ良い!

他社のプロジェクト管理ツール

ここまで、Backlogについて様々な機能や使い方を解説してきました。

本項目では、一転して他社のプロジェクト管理ツールについて解説します。

複数の部署間での連携が視覚的で容易なdejam

あらゆるビジネスシーンで活用されているCVR(コンバージョン率)を改善するツールとして、dejamが高い評価を受けています。実は、dejamはLPO(ランディングページ最適化)を容易におこなうことを可能とするツールです。
しかし、LPOの実施には多部署間の連携が必須であり、それを可能とするだけの使いやすさなあるプロジェクト管理機能が魅力的なためここでもとりあげます。

dejamは視覚的かつ直感的な仕様で設計されています。
例えば、プロジェクト毎にタスクを別々に管理することができるため、他のメンバーを混乱させない仕様になっています。
また、プロジェクト毎で作成したタスクを、カスタマイズして設定した分野やフェーズ別に進捗を管理することも可能です。
これにより、誰もが簡単に利用し、最大限に機能を活用することができます。これは、組織全体の効率を高めるための重要な要素です。

LPOツールとしては、施策実行までをスピーディにしてくれることも大きな魅力です。最短で30秒という驚異的なスピードでCVRの改善案を提供します。これにより、ビジネスの機動性を確保しつつ、高品質なサービス提供を実現できます。

また、ヒートマップ分析やA/Bテストを初めとし、基本的なユーザー行動の分析に必要な機能が一通り揃っているため一元管理できます。
過去に実施した様々な施策とデータがツール毎にばらけずに一貫性のあるデータとして活用できます。

さらに、dejamでは成功例のあるCTAデザイン案を入手することが可能です。これにより、CVRの改善で時間のかかるフェーズをショートカットしながら進行し、早く成果を向上させることができます。

以上の特徴により、dejamはLPOだけでなく、CVR改善を有効に進めるためのプロジェクト管理ツールとしても活用することができます。

公式サイト:https://leango.co.jp/dejam/function/project-management/

様々な組織で利用しやすいAsana

あらゆる組織が求める高い効率性と生産性の向上。そのためのツールとして活躍しているのがAsanaです。Asanaは、個人から大規模なチームまで、タスクの管理とプロジェクトの進行状況の追跡を円滑に行うことができるタスク管理ツールです。

Asanaの一つ目の特徴は、洗練されたタスク管理機能です。担当者の割り当て、期日の設定、詳細な説明やチェックリストの追加など、個々のタスクに対する管理が容易になります。タスクの進行状況は視覚的に追跡可能で、タスクが完了したらチェックを入れて完了を明示的に示すことができます。

二つ目の特徴は、進化したプロジェクト管理機能です。プロジェクトは、関連するタスクを一緒にグループ化するための枠組みであり、リスト形式またはボード形式で表示することが可能です。ボード形式では、Kanbanスタイルの管理を採用でき、プロジェクト全体の進行状況を一目で把握できます。

また、Asanaのコラボレーション機能は、チームメンバー間のコミュニケーションをタスク内で直接行うことができ、情報共有の効率を大幅に向上させます。コメントやファイルの共有を通じて、全ての情報を一箇所に集約できます。

さらに、Asanaは多くの他のツールとの統合が可能です。SlackやGoogleドライブ、Dropboxといったツールと連携することで、ワークフローをさらに効率化することができます。

これらの特徴により、Asanaは様々な組織におけるタスク管理とプロジェクト進行の円滑化に貢献し、チームの生産性向上を実現します。そのため、組織全体のパフォーマンスを高めるための強力なパートナーと言えるでしょう。

公式サイト:https://asana.com/ja

ソフトウェア開発に特化したRedmine

ソフトウェア開発の現場にとって、適切なプロジェクト管理ツールは必要不可欠です。その中でも特に注目を集めているのがRedmineという、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。このツールはソフトウェア開発プロジェクトの管理に特化しており、その多機能性と柔軟性により広く利用されています。

Redmineがソフトウェア開発に適している理由は、その機能の充実度にあります。例えば、タスクトラッキング機能では、プロジェクトの進行状況を一目で把握し、ガントチャートやカレンダーを用いて視覚化することが可能です。これにより、プロジェクトの進行具合を的確に把握し、必要な対応をスムーズに行うことができます。

また、マルチプロジェクトサポート機能も特筆すべき点です。この機能により、複数のプロジェクトを同時に管理し、それぞれに独立したロードマップやWikiを設定することができます。複雑化するプロジェクトの管理も、Redmineがあれば一元的に行うことが可能です。

ソフトウェア開発には欠かせないバグトラッキング機能も完備しています。この機能を使えば、問題点の記録や追跡が容易になり、品質管理の一助となります。そして、ロールベースのアクセス制御によって、プロジェクトメンバーの役割に応じたアクセス制限を設定することができます。これにより、情報のセキュリティも確保されます。

さらに、フォーラムとWikiの機能を通じて、プロジェクト内での情報共有やコミュニケーションが活発化します。そして、多言語対応のため、世界中どこからでもプロジェクトに参加することが可能です。

Redmineの利点としては、オープンソースであるために、必要に応じてカスタマイズが可能である点も挙げられます。多くのプラグインが提供されており、それらを利用して機能を拡張することが可能です。ただし、インストールや設定、カスタマイズには一定の技術的知識が必要となります。そのため、導入時には専門知識を持つスタッフやサポートを確保することが重要となります。これらを踏まえて、Redmineはソフトウェア開発の現場にとって強力なパートナーと言えるでしょう。

公式サイト:https://redmine.jp

まとめ

Backlogは、株式会社ヌーラボが運営するプロジェクト管理ツールです。複数のプロジェクトやタスクを管理している場合に特におすすめであり、個人はもちろん、組織の規模にかかわらず幅広くニーズを満たしてくれます。

プランは5つあり、それぞれ内容や対応するサービスが異なります。現状や課題を整理したうえで、最適なプランを導入すると良いでしょう。

また、Backlogには『コミュニケーションの活性化に役立つ』、『国内企業で作られているため使い方が分かりやすい』などのメリットがあります。一方でいくつかのデメリットもあるので、それぞれ把握したうえで導入・運用に活かしてください。

無料で改善案も入手できるLPOツール「dejam」。ヒートマップ、Web接客、プロジェクト管理、改善ナレッジなど盛りだくさん!

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