EFOに役立つ各企業EF事例 【フード領域】お持ち帰り寿司のフォーム編🍣
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お疲れ様です。青嵐日和につきヤンチャ風が様々なモノを運んできます🍂
さて今回は寿司屋のウェブ注文可能のお持ち帰り入力フォームを比較検討していきたいと思います。
フォームの比較検討を行うことでそれぞれのデザインを参考し、より良いフォーム作成、CVR改善につながると考えられます。
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さて今回扱うサイトは以下の通りで、スマホデザインを比較検討します。
スシロー:http://www.akindo-sushiro.co.jp/
かっぱ寿司:https://www.kappasushi.jp/
はま寿司:https://www.hamazushi.com/hamazushi/
【フード領域 すし屋のお持ち帰りEF(入力フォーム)を比較検討してみた ファーストビュー編】
スシロー かっぱ寿司 はま寿司
それぞれの注文フォームですが比較してみていかがでしょう。どれも独特のデザインをしていますね。基本的にはここでは店舗・住所を入力し、購入フォームへ遷移してもらうのが課題となっており円滑にユーザーを誘導していくことが求められます。
ユーザーは頭を使いたくはありませんので認知処理がかかる作業(入力作業、想起作業、検索作業など)を可能な限り低減しなければなりません。
「かっぱ寿司」と「はま寿司」では会員登録を促しており、ユーザーに負担が強いられます。特に「はま寿司」では会員登録しなければウェブからの注文ができません。会員登録のメリットはユーザーにとってはお得情報を入手でき、企業側にとってはサイトを訪れる頻度を上昇させ結果的にCVRが向上する見込みがあります。
しかしながらユーザーは手っ取り早く注文がしたいため、登録は手間がかかり離脱要因となり得ります。そのためどのようなタイミングで登録を促すかがカギとなりますね。
購入直前に登録すると割引になるというようにメリットをアピールすると登録率が上昇することがあります。また、購入後に登録を促すと、ユーザーは目的を果たし余裕ができているため登録してくれるという事例もあります。
スシロー
スシローではまず「ネット」か「電話・ファックス」いずれかの注文方法を選択することになります。「ネット」選択後は店舗を選ぶことになりますが、都道府県か現在地で選ぶことになります。「現在地で選ぶ」は位置機能を用い近くの店舗の候補が表示されます。それにより住所入力の負担を軽減し、遷移を促進しています。
現在地ボタンが一番効率的でほかのボタンはいらないのではないかという話をこの前聞いたことがあります。確かに便利ではありますが、位置機能が使えないと役に立たないのは当然のこととして、持ち帰りを行うユーザーは自宅以外にも、例えば合宿の時に前もって頼んでおくというように遠征先や出張先へ注文をしておくという利用パターンもあります。
そのため現在地ボタンだけでは対応できず、ニーズに対応するという点において他の入力方法を設置しておかなければならないです。考えたら当たり前と言えばそうですが、ユーザー心理に配慮しておきたいですね。
かっぱ寿司
かっぱ寿司では最初に会員登録を促しており、下部までスクロールするとボタン配置は「現在地から探す」「郵便番号から探す」「地域から探す」の順となっており、いずれかの方法で受取店舗を選ぶことになります。
「地域から探す」は各地方-各都道府県-店舗一覧となっており行動回数が多く少し面倒ではありますがニーズ対応の点においては妥当ではあります。
各ボタンの使用率がどのようであるか気になるところです。
はま寿司
はま寿司では「現在地から自動で表示」や「郵便番号から住所候補表示」というような入力効率ボタンがなくユーザーのアクションに依存しています。ボタン導入はEFOツールを用いて最適化を行うことが可能になりますがコストがかかるため、企業の方針次第ですね。
都道府県入力は「北海道~沖縄」まで縦にスクロール形式表示されており、都道府県を選択します。
市区町村は都道府県を選択すると対応した市区町村が表示されるようになります。
入力自体は行わず選択という形式なのである程度手間は軽減はされています。
【フード領域 すし屋の入力フォームを比較検討してみた メニュー編】
スシロー かっぱ寿司 はま寿司
さてこちらは各メニューのファーストビューですがいかがでしょう。
スシローでは他の2企業と比べてメニューカセットが既に表出されています。
メニューカセットも高さを抑えられているため、一画面に多くのメニューが表示されるようになります。その結果スクロールの手間が軽減されユーザーは目当ての品を見つけ購入カゴに入れやすくなります。
スシロー かっぱ寿司
カゴに入れるボタンに関しては「+-」ボタンで購入数を調整でき、カゴ内の合計金額が表示されます。これは便利な機能であり、購入ページに遷移した時、想像していたより値段が高かった、消費税や手数料を考慮していなかったなどトラブルを防ぐことができるからです。わざわざ戻って個数や値段調整をするのはユーザーにとって不便ですからね。
スシローでは下部に、かっぱ寿司では上部に合計及び購入ボタンが表示されますが、どちらがユーザーにとって見やすいでしょうか?
ユーザーは上から下へスクロールを行うわけですから、視線も上から下へと向かいます。そのため上部に値段及び購入ボタンが表示されるよりも、下部にある方が視点の移動を考慮すると妥当であり、ボタンを押す際も押しやすいと考えられます。
現状「はま寿司」が最近ウェブ注文に対応し始めたので課題が色々と見えてきますが、これからの発展に期待したいところです。
終わりに
実のところしばしば行く寿司屋は「くら寿司」ですが「くら寿司」は電話注文が主でネット注文がないんですよね,,,他に大起水産も挙げられますが、そこも電話注文がメインです。回らない寿司は私にとっては敷居が高く恐れ多いので素敵な殿方が連れていって下さったらいいんですけどね|д゚)
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EFOツールでCVR改善を行うことも重要ですがツール以外で対応できる課題もあります。【CX BOTTLE】を運営しているビーンズでは直帰率改善やLPOに使える具体的でCVRを改善する確度の高い施策を毎月提案する事業を行っています。
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